イギリス映画と言えば、王室を舞台にした物語を思い浮かべますよね。王室で使われるような”クイーンズ・イングリッシュ”がブリティッシュ英語の代表格です。そもそも、なぜ英国王室がイギリス人に人気があるのでしょうか。

イギリス人はなぜロイヤルファミリーがお好き?

おもしろいゴシップがない

イギリス人の王室への注目がなぜ大きいのかという理由のひとつに、’ほかに面白いネタが少ない’ことが挙げられます。

メディアへの露出が多い

イギリスのニュースや新聞では、毎日のように王室のニュースが語られ、イギリス国民の関心の的である王室のニュースには敏感になりやすいと言えます。日本の皇室のように厳かな報道だけでなく、最近で言えばヘンリー王子の騒動のようなオープンなゴシップが多いのが関心を引く理由でしょう。

生まれた時から身近にある

イギリス王室は、国民にとって生まれた時から身近にあります。エリザベス女王が印刷された紙幣や、日本の郵便局にあたる「ロイヤル・メール(Royal Mail)」、「王室御用達」のマークがついたお店や商品など、イギリスには王室が身近に溢れています。

アイデンティティが欲しい

今日では、ブレクジットなどの大きな問題を目の前にしているイギリスですが、産業革命後、大きな変化がなく安定しているというか、徐々に下降気味のイギリスでは、自分たちのアイデンティティを守るために王室を崇拝している傾向もあります。

イギリス人の会話やニュースを見ても、常にトップにあがる話題はフットボールか王室です。

英国王室がわかるおすすめ映画

ダウントン・アビー

英国王のスピーチ

ザ・クラウン

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