英語力中級のための学習方法
英語力が中級では、難しい単語はわからないけどなんとなくストーリーにはついていける〜一部わからなくてもほとんど理解できるレベルだと思います。英語力が中級と言っても、一番幅広いのがこのレベルです。また、英語力に伸び悩んでいる人も多いのではないのでしょうか。
語彙力もあって、ある程度内容も理解できるようになってくると、映画を使った学習方法がもっと楽しくなりますし、選択の幅も広がります。英語で理解することに集中するために、あらすじを先に読んでしまうのもおすすめです。とくに英語がなかなか伸びないと悩んでいる中級者の場合、語彙や表現の定着が曖昧なものが蓄積しているので、同じ作品を繰り返しみることや、似た表現が多くなるので、同じジャンルの作品を選んで反復することが大切です。
中級者におすすめの映画
中級レベルの英語学習者にとって、おすすめなのはラブストーリーやヒューマンドラマなど日常的な作品です。内容が楽しめるのはもちろん、実生活でも使えるような表現がたくさん出てくるので、英語学習のモチベーションにもつながります。
ブリジット・ジョーンズの日記(BRIDGET JONES’S DIARY)2004/206/2016
「ブリジット・ジョーンズの日記」と言えば、イギリスのラブストーリー映画の中でも有名ですね。主人公のブリジットを演じるレネー・ゼルウィガーはアメリカ出身の女優ですが、イギリス英語の発音を完璧に習得しています。相手役のコリン・ファースとヒュー・グラントはイギリスを代表する大俳優です。チャーミングなブリジットとコテコテのイギリス人なマークの掛け合いが見ものです。
ラブ・アクチュアリー(LOVE ACTUALLY)2003
クリスマス映画を代表する「ラブ・アクチュアリー」もイギリス映画です。ブリジット・ジョーンズ出演のヒュー・グラントは英国首相役で登場し、ブリジットでのチャラ男ぶりとは一変しています。「ラブ・アクチュアリー」では9組のカップルが登場し、場面展開が多いので英語の難易度は少し上がります。
英国王のスピーチ(The King’s Speech)2010
「英国王のスピーチ」英国王室の物語として人気のある作品です。コリン・ファース演じるジョージ6世には吃音症があり、人前でうまく話すことができません。家族の愛や指導者との友情に支えられながら、英国王として重大なスピーチに挑むために吃音を克服していくストーリーです。コリン・ファースの吃ってしまう演技がリアルすぎて、リスニング力が鍛えられます。
シャーロック・ホームズ 映画版(SHERLOCK)2009〜2021
アーサー・コナン・ドイル原作の「シャーロック・ホームズ」は古今東西人気がありますね。BBCの現代版ドラマも人気ですが、英語学習の面から言うと難易度はかなり高いです。映画版はコミカルな時代劇なので英語学習にぴったりです。パイレーツ・オブ・カリビアンのような作風が好きな人におすすめです。
ハリー・ポッターシリーズ(Harry Potter)2001〜2011
J・K・ローリング作の「ハリー・ポッター」シリーズも言わずもがなに有名作品です。原作を読んだり、テレビでも再放送されているのでみたことがない人がいないくらいですね。全8作品なので、長編ものが好きな人におすすめです。
英語中級者向けの映画での学習方法
- (あらすじを確認)
- 英語音声+英語字幕である程度理解できるようになるまで繰り返す
- (あらすじ、日本語字幕で内容を確認)
今回は、日常会話が多めな作品を選んでみました。なんとなく英語が上達しないと悩んでいる場合は、同じ作品を繰り返し観て耳に残る表現や気に入った表現をまねをしましょう。繰り返しみる時間がある場合は、初めて観るときや、内容に慣れてきたら字幕なしで挑戦すると、自分がわからないところが明確になります。リスニング力に悩んでいる方は、いろいろなジャンルの作品を観るようにしましょう。