英語を諦めていませんか?

英語を話せるようになりたいけれど諦めてしまっていませんか?

英語を話せた方がいいのは分かっていても、なかなか上達しないから諦めてしまっていませんか?

  • 普段英語を使う機会がないし…
  • 海外旅行はたまにしかいかないし…
  • 翻訳機能を使えばいい

もちろん、英語を思い通りに話せるようになるまでには相当な時間と努力が必要ですが、’英語を学びたい’といまだに思っているあなたは、イギリス英語の勉強を試してみてください。

英語が聞き取れない、英語で表現している’気持ち’が分からない、文化が分からないというところに悩んでいる場合、アメリカ英語ではなく、イギリス英語や、もちろんオーストラリア英語でもいいので他の英語表現を試してみてください。

英語学習にやる気が出た!イギリス英語と出会い

海外の大学に留学するという目的を持っていますが、なかなか英語が上達しなくてなかば諦めてしまっていました。とくにリスニングが苦手で、旅行先で外国人に話しかけられても何を言っているのか理解できない、テンションについていけないて、英語を勉強をしたいと思いつつも、英語で話しかけられることに嫌気をさしてしまったことも何度もあります。さらに、英語の先生をしている友人から、英語学習で有名な「フレンズ」シリーズや「セックス・アンド・ザ・シティ」などを勧められて見ても、笑いのツボが分からず、自分にはセンスがないんじゃないかと思っていました。

タイのチェンマイで3ヶ月ほど過ごしていた時期、イギリス人と知り合いました。初めは英語で話すことに抵抗がありましたが、酔った勢いもあって3日間も語り合うことになり仲良くなりました。

その時、思っていたより聞き取れている、話しやすいと感じました。何度か海外旅行を繰り返しているうちに耳が慣れてきたのかな、と思っていましたが、例えば、アメリカ人との会話では残念ながら今まで通りあまり理解できませんでした。しかし、他にも何人かイギリス人旅行者と会話すると、他の国出身の人の英語より、わかりやすく聞こえました。

イギリス英語の特徴

イギリス英語の特徴を調べてみると、発音やアクセント、スペルなどアメリカ英語との違いがありますが、イギリス人との会話の中で、自分とあっているなと感じたことがいくつかあります。

発音・アクセントが違う

イギリス英語とアメリカ英語では、「A, O, R, T」の発音が異なります。イギリス英語では、「A」の発音がアメリカの”æ”(アとエの間)のように複雑ではなく、”ア”に近い発音になります。また、「T」の発音がしっかり発音され、アメリカ英語のように「Water」→「ウォーラー」のような発音にはなりません。

アメリカ英語では、「Let it go」→「レリゴー」、「Could you」→「クッジュー」など単語間の発音がくっつきます。アメリカ英語と比べて、イギリス英語では単語同士の音がくっつくことが少ないので、単語一つ一つを分けて聞き取りやすいです。日本語では母音の発音がはっきりしていて、英語のように繊細な音に耳が慣れていないため、どうしてもリスニングが弱くなってしまいます。英語のリスニングが苦手な場合、イギリス英語の発音を聴いてみてください。

抑揚が少ない

イギリス人は、あまり感情を表に出さないので、話し方もアメリカ英語と比べると抑揚が小さくなります。テンションが高くなって、急に大きな声になったり、話すスピードが早くなることが少ないため、落ち着いた印象があります。

私の場合、興奮して大きな声で話すのは苦手なので、安心して聴いていられました。

イギリス人は皮肉っぽいジョークが好き

天気のせいなのか、イギリス特有の階級制度のせいなのかはよく知りませんが、イギリス人の表現は遠回しなことが多いです。快晴の日に「晴れてよかったね!」というと、「That's not bad.」と言ったり、酔って馬鹿騒ぎをしている人を見て、「It’s a quiet night.」などと逆のことを言います。それに対して、アメリカ英語での表現は直接的です。アメリカ人では、このイギリス人ジョークを理解できる人は半分ほどらしいですが、日本の文化、特に京都の皮肉にも似ています。イギリス人の皮肉を一番理解できるのは、日本人なのではないかと思うほどです。

表現が違う

アメリカ英語とイギリス英語では、使う単語自体が違う場合はあります。例えば、イギリス英語ではトイレのことを「Toilet, Bathroom, Loo」と表現します。会話の中で「Toilet」を使っても問題なく通じます。反対にアメリカ英語では、「Restroom」を使います。カナダでは、「wait a moment, I need to go showerroom」と表現することもあるそうです。

国によっては、禁煙マークと一緒に「smoke free」と書かれている看板を目にします。「Free」には、普段使う「自由」という意味の他に、「禁止」という意味もあります。どちらの「Free」なのかわかりづらいですよね。イギリスでは、「No Smoking」や「Smoking is forbidden」などの看板の方が見かけます。

薬局を表す英語は、アメリカでは「Drugstore」ですが、イギリスでは、「Chemist」や「Pharmacy」を使います。イギリスで「Drug」という単語を使うと、悪い方の意味になってしまうので注意が必要です。アメリカ英語で「Drug」と使って勘違いされないかドキドキすることがあったので、イギリス英語の方が安心して使えます。

英語を諦めた人にイギリス英語を試して欲しい理由

アメリカ英語とイギリス英語では使う単語から違うこともあるので、今まで日本の教育で習ってきた表現と別の表現を覚えるのは大変だと感じるでしょう。

私の場合、アメリカ英語でアメリカンジョークやテンションについていけなかったり、「Restroom」「Free」、「Drug」など曖昧な意味に取れる英語が馴染めませんでしたが、イギリス英語に出会って、自分の感覚と近いと感じました。英語ネイティブ同士でも国や地域によって意思疎通をするための努力が必要です。まずは自分が聞き取りやすかったり、表現が好きな英語を楽しく学ぶことが大切です。アメリカ英語、イギリス英語、その他の英語のどれを勉強しても役に立ちます。

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